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鯉が窪湿原

お盆休みにサギソウの自生地鯉が窪湿原(岡山県新見市)を散策してきました。鯉の泳いでいる池の周り2.4Kmを約1時間で一周できます。ビッチュウフウロなどの固有種をはじめ、普段見ることができない湿地帯に咲く花々を見られました.。

   サギソウ1
   サギソウ(鷺草) ラン科サギソウ属

   サギソウ2
   サギソウ(鷺草)

   ビッチュウフウロ
   ビッチュウフウロ(備中風露) フウロソウ科フウロソウ属
同属のゲンノショウコ(現の証拠)に比べて少し花が大きく、花弁の紅色の脈が目立つ。

   オグラセンノウ
   オグラセンノウ(小倉仙翁) ナデシコ科センノウ属
この湿原を代表する植物の一つで絶滅危惧種(EN)です。

   カワラナデシコ
   カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科ナデシコ属

   コバギボウシ
   コバギボウシ(小葉擬宝珠) キジカクシ科ギボウシ属

   オモダカ
   オモダカ(面高) オモダカ科オモダカ属

   サワギキョウ
   サワギキョウ(沢桔梗) キキョウ科ミゾカクシ属

   サイヨウシャジン
   サイヨウシャジン キキョウ科ツリガネニンジン属
一見ツリガネニンジンと思ったのだが・・・ 中国地方、九州、沖縄に分布。

   ツルリンドウ
   ツルリンドウ(蔓竜胆) リンドウ科リンドウ属

   コオニユリ
   コオニユリ(小鬼百合) ユリ科ユリ属

   チダケサシ
   チダケサシ(乳茸刺) ユキノシタ科チダケサシ属

   ヒツジグサ
   ヒツジグサ(羊草) スイレン科スイレン属

   エゾミソハギ
   エゾミソハギ(蝦夷禊萩) ミソハギ科ミソハギ属
一見ミソハギのようですが、パンフレットによると湿地帯に生えるミソハギのようです。

   ジュンサイ
   ジュンサイ ハゴロモモ科ジュンサイ属
池一面にジュンサイが広がっていました。

広島県北のすみれ 2019.5.1

ゴールデンウイークに広島に行ってきました。県北の低山で原っぱ一面のスミレや東京では見られないナガバノタチツボスミレなど見ることができました。

   スミレ2
   スミレ

   スミレ3
   スミレ

   スミレ4
   スミレ

   スミレ1
今は使われなくなった広場一面にスミレが咲き誇っていました。

   マルバスミレ
   マルバスミレ

   シハイスミレ
   シハイスミレ

   ニョイスミレ
   ニョイスミレ

   ナガバノタチツボスミレ1
   ナガバノタチツボスミレ
ナガバノタチツボスミレ、タチツボスミレ、オオタチツボスミレが混在していました。個体数はナガバノタチツボスミレが一番多いと感じました。

   ナガバノタチツボスミレ2
   ナガバノタチツボスミレ
葉の形からはタチツボスミレかオオタチツボスミレが掛っているようです。

   ナガバノタチツボスミレ(オトメ型)
   ナガバノタチツボスミレ(オトメ型)

   タチツボスミレ
   タチツボスミレ

   オオタチツボスミレ
   オオタチツボスミレ

   ジュウニヒトエ
   ジュウニヒトエ

   フウロケマン
   フウロケマン

   ラショウモンカズラ
   ラショウモンカズラ

   センボンヤリ
   センボンヤリ

   ヒメハギ
   ヒメハギ

   バイカイカリソウ
   バイカイカリソウ

   フデリンドウ
   フデリンドウ

   イチリンソウ
   イチリンソウ

   撮影場所  広島県庄原市

多摩森林科学園 2019.3.28

多摩森林科学園にさくらとすみれを見に行きました。高尾山の麓なので高尾山で見られるすみれとよく似ています。サクラ保存林のさくらはサトザクラが多いので見ごろはこれからのようです。

   フイリヒナスミレ
   フイリヒナスミレ

   フイリヒナスミレ (2)
   フイリヒナスミレ

   エイザンスミレ (2)
   エイザンスミレは少し見ごろ過ぎ

   エイザンスミレ
   エイザンスミレ

   ナガバノスミレサイシン
   ナガバノスミレサイシン

   タカオスミレ
   タカオスミレ

   マルバスミレ
   マルバスミレ

   アオイスミレ
   アオイスミレはほぼ終わっていました。

   タチツボスミレ
   タチツボスミレ

   オトメスミレ
   オトメスミレ

   オトメスミレ (2)
   オトメスミレ 多少連続的か

   ニオイタチツボスミレ
   ニオイタチツボスミレ

   アマナ
   アマナ

   ヤブレガサ
   ヤブレガサ

   チョウジザクラ
   チョウジザクラ(丁字桜)

   オカメ
   オカメ(カンヒザクラ×マメザクラ) 
   海外で作られた桜の一つです。

   富士見台の星桜
   富士見台の星桜(マメザクラ×エドヒガン)
   マメザクラとエドヒガンの雑種の1タイプで、八王子市富士見台公園に生育したものから挿し木で増殖したものだそうです。

昭和記念公園 立春の頃

東京に初雪があった翌日、昭和記念公園を訪れました。午前中は日陰では雪化粧が残っていました。寒さの中でも梅園は賑わっており、節分草や福寿草も咲き始めました。

   セツブンソウ2
   セツブンソウ(節分草) こもれびの里

   セツブンソウ1


   フクジュソウ
   フクジュソウ(福寿草) 花木園

   コウム1
   シクラメン・コウム(原種シクラメン) 花木園展示棟前

   コウム2


   クリスマスローズ
   クリスマスローズ 花木園

   スノードロップ1
   スノードロップ 花木園
   
   ロウバイ
   ロウバイ(蠟梅) 日本庭園付近

   白梅
   白梅 花木園梅園

   紅梅
   紅梅 こもれびの里

   河津桜
   河津桜 むらさき橋付近

   シナマンサク
   シナマンサク(支那満作) 花木園梅林

   サンシュユ
   サンシュユ(山茱萸) こもれびの里

   ノコンギク
   ノコンギク(野紺菊) 花木園展示棟前

   オケラ
   オケラ(朮) こもれびの丘

   サラシナショウマ
   サラシナショウマ(晒菜升麻) こもれびの丘

多摩森林科学園 2018.12.5

キジョラン(鬼女蘭)の名前の元となった種子につく長く白い冠毛とアサギマダラの幼虫のつけた葉の食痕を見に、多摩森林科学園を訪れた。

   十月桜
高尾駅から多摩森林科学園に向かう道端で十月桜が咲いていた。

   ナンテンハギ
入口の手前で見かけたナンテンハギ

キジョラン
   キジョラン
遠見通りと柳沢林道の二か所でキジョランが見つかり、アサギマダラの幼虫が葉につけた丸い食痕が見られた。そっと葉を裏返してみたが幼虫はいなかった。アサギマダラの幼虫は有毒なキジョランの葉に丸い傷をつけて毒を抜いてから食べるため、食べた後で丸い穴ができる。同じく毒をもつウマノスズクサを食草とするジャコウアゲハは、毒を体内に取り込むことによって捕食者から逃れる戦略をとっているが、アサギマダラの選択は異なる。キジョランの実と長く白い綿毛も探したが結局見つからなかった。

   クサボタン
代わりと言っては何ですが、クサボタンの種子についた綿毛を見ることができた。

木の実
   アオキ
   アオキ

   マンリョウ
   マンリョウ(万両)

   サネカズラ
   サネカズラ

   マルバウツギ
   マルバウツギ

   ケンポナシ
   ケンポナシ

花たち
   レンギョウ
第3樹木園への登り口で早々と咲いていたレンギョウ

   リンドウ
第3樹木園の園路脇に残っていたリンドウ

   ミヤマウグイスガグラ
第2樹木園で見かけたミヤマウグイスカグラ


   ウダイカンバ
第3樹木園のウダイカンバの大木、樹皮が荒々しい。 カバノキ科カバノキ属

   カマツカ
カマツカの黄葉が美しい。 第3樹木園

   倒木の風景
台風24号の爪痕だろう、モミの木やヒマラヤスギの大木が根こそぎ倒れたり太い幹が折れたりした光景がいまだにあちこちに残されていた。あの日八王子では風速45.6メートルを観測した。

秋の花

最近撮りためた秋の花です。
キッコウハグマ(亀甲白熊)の開花を初めて見ることができました。

多摩森林科学園 2018.9.17

   アズマヤマアザミ
   アズマヤマアザミ

   ミズヒキ
   ミズヒキ

   トキリマメ(花)
   トキリマメ 花

   ママコノシリヌグイ
   ママコノシリヌグイ

   サンショウ
   サンショウ

青梅丘陵 2018.9.22

   ナガバノコウヤボウキ
   ナガバノコウヤボウキ

   カシワバハグマ
   カシワバハグマ

   ヤマジノホトトギス
   ヤマジノホトトギス

高尾山 2018.10.20

   オクモミジハグマ
   オクモミジハグマ

小山田緑地~奈良ばい谷戸 2018.11.10

   マユミ
   マユミ

   キッコウハグマ
   キッコウハグマ
ブログで教えていただいた小山田の谷で一輪のキッコウハグマの花を見ることができました。

   コウヤボウキ
   コウヤボウキ

   トキリマメ(豆果)
   トキリマメ 豆果

   リュウノウギク
   リュウノウギク

   ヌルデ
   ヌルデとコウヤボウキ

絹の道

もうずいぶん前になってしまったのだが、猛暑が少し治まった8月のある日、久々に多摩丘陵を散策しました。

   キアゲハ(♂)
   キアゲハ(♂) 大塚山公園入口にて

八王子みなみ野駅~大塚山公園~絹の道~上柚木公園~長沼公園~東薬大薬用植物園~堀之内寺沢里山公園~堀之内東山もりみの公園~堀之内沖ノ谷戸公園~京王堀之内駅

   ツリガネニンジン
   ツリガネニンジン (みなみ野)

   ツルボ
   ツルボ (みなみ野)

   大塚山公園入口
   大塚山公園入口にはコスモスやジニアなど季節の花が植えられていた。

   絹の道石碑
   階段を上っていくと絹の道の石碑が現れる。

   道了堂跡
   石碑から更に石段を登っていくと道了堂跡に着く。

   絹の道
   絹の道は八王子から横浜港までを結ぶ街道で、横浜港への生糸を運ぶルートであったが鉄道の開通とともに衰退し、今は僅かに一部が残されている。

   タマゴタケ
   タマゴタケ (絹の道)

   絹の道資料館
   絹の道資料館には絹の道や鑓水の生糸商人などの資料が展示されている。

   小泉家屋敷
   小泉家屋敷には養蚕農家の様子が残されている。

   ガガイモ
   ガガイモ (上柚木公園大栗川沿い)

   ジャコウアゲハ(♀)
   ジャコウアゲハ(♀) (上柚木公園大栗川沿い) すぐ近くでももう一匹ジャコウアゲハを見かけた。この辺りに食草のウマノスズクサがあるのだろう。

  ノブドウ
   ノブドウ (中山地区)

   ツマグロヒョウモン(♂)
   ツマグロヒョウモン(♂) (中山地区) ツマグロヒョウモンにはキバナコスモスがよく似合う。

   長沼公園
   長沼公園の野猿の尾根道から八王子方面を眺める。前を流れる浅川は四谷橋手前で多摩川に合流する。

   コボタンヅル
   コボタンヅル(センニンソウ)が咲き始めていました。 (長沼公園)

   オケラ
   オケラ (長沼公園)

   ヤブレガサ
   ヤブレガサ (東薬大薬用植物園)

   ヘビウリ
   ヘビウリ (東薬大薬用植物園)

   ザクロ
   ザクロ (東薬大薬用植物園))

   稲穂
   稲穂が垂れ始めていました。 (堀之内寺沢里山公園)

   クサギ
   あちらこちらクサギの匂いで一杯でした。 (堀之内寺沢里山公園)

   グリーンギャラリーガーデンズ
   駅までの帰りにグリーンギャラリーガーデンズ"に立ち寄り、青いサルビアを買って帰りました。

多摩森林科学園 2018.4.28

ミヤマザクラ(深山桜)を見に多摩森林科学園を再訪しました。残念ながらミヤマザクラは既に散った後で、樹木園を中心に散策し山野草などを観察しました。

   キンラン
   キンラン

   カントウカンアオイ
前回(3月31日)訪問したときはまだつぼみだったカンアオイの花が咲いていました。花を見る限りカンアオイ(カントウカンアオイ)のようですが、カンアオイの花期は10月から2月だそうで、間違っているような気もします。
関東南部のカンアオイ属ではランヨウアオイの花期が3月から5月であり、花や葉の形状からもランヨウアオイで間違いなさそうです。(後日訂正)

   カントウカンアオイ 花
   ランヨウアオイの花

   タマノカンアオイ
同じ日に近所の雑木林で見つけたタマノカンアオイの花です。参考のために載せてみました。

   フタリシズカ
   フタリシズカ

   タツナミソウ
   タツナミソウ

   ハハコグサ
   ハハコグサ

   ニョイスミレ
すみれはほとんど終わっていましたが、ニョイスミレだけはまだあちらこちらで咲いていました。

   ハンショウヅル
   ハンショウヅル

   マルバウツギ
   マルバウツギ

   ホオノキ
   ホオノキ

   ウスバシロチョウ
園内はどこに行ってもウスバシロチョウが舞っていました。

   オオアオイトトンボ
   オオアオイトトンボ

   ミヤマザクラ
ミヤマザクラは散り始めと聞いていましたが、既に散ってしまっていました。ここでは基本種も10種類の内、タカネザクラ以外は見られるということなので来年以降の楽しみとしたいと思います。

ベランダのすみれ2018 その2

我が家のベランダを賑わしてくれたすみれもそろそろ終盤になってきました。これから植え替え、種子採取、新苗の定植で忙しくなります。

ミヤマスミレ類

   フイリフモトスミレ
   フイリフモトスミレ

   シハイスミレ
   シハイスミレ

   ヒメミヤマシハイスミレ
   ヒメミヤマシハイスミレ

   サクラスミレ
   サクラスミレ

   ナルカミスミレ
   ナルカミスミレ
ヒトツバエゾスミレの純白花

   ベニバナナンザンスミレ
   ベニバナナンザンスミレ
ヒゴスミレの古くからの選抜品種

   ヒラツカスミレ’くれない’
   ヒラツカスミレ’くれない’
ベニバナナンザンスミレとエイザンスミレの交雑から選別された品種

   シロバナヒラツカスミレ
   シロバナヒラツカスミレ

タチツボスミレ類

   ニオイタチツボスミレ
   ニオイタチツボスミレ
甘く良い香りがする。因みにヒゴスミレはツンとした気品のあるさわやかな香りがする。

ウラジロスミレ類

   シマジリスミレ
   シマジリスミレ
沖縄本島に自生する。オキナワスミレの一系。

【外国種】

ソロリア類

   ビオラ・ソロリア’フレックルス’
   ビオラ・ソロリア’フレックルス’ (北アメリカ東部)

ツクシスミレ類

   ヤマツクシスミレ
   ヤマツクシスミレ (東アジア温暖帯)

タチツボスミレ類

   ラブラドリカ・プルプレア
   ビオラ・ラブラドリカ’プルプレア’ (北アメリカ東北部)
最近ホームセンターの花屋さんなどで変な名前で売られているのを見かけるようになった。

キスミレ節

   ビオラ・プベスケンス・エリオカルバ
   ビオラ・プベスケンス・エリオカルバ (北アメリカ東部)

エルペティオン節


   ビオラ・ヘデラセア
   ビオラ・ヘデラセア (マレーシア~オーストラリア)

交配種

   キリガミネスミレ
   キリガミネスミレ (スミレ×シロスミレ)

   ミヨシスミレ(薄桃・葉黒)
   ミヨシスミレ (スミレ×タカオスミレ)

   トミオカスミレ
   トミオカスミレ (ニシキスミレ×フイリゲンジスミレ)
斑入り同士の組み合わせで斑入りの葉が美しい。

   サギリスミレ
   サギリスミレ (シロスミレ×ノジスミレ)

   コミヤマシロコスミレ
   コミヤマシロコスミレ (コミヤマスミレ×シロコスミレ)

   カスガスミレ
   カスガスミレ (スミレ×ツクシスミレ)

   ミスズスミレ’雪千鳥’
   ミスズスミレ’雪千鳥’ (ミスズスミレ×ヒゴスミレ)

   ミスズスミレ彩千鳥’
   ミスズスミレ’彩千鳥’ (スミレ×ヤクシマスミレ)

   

多摩森林科学園

高尾の多摩森林科学園に行ってきました。サクラ保存林の桜見物に行ったはずがすみれや野草が目に止まってついついすみれ目線になってしまいました。

   スミレ(武蔵陵墓地)
帰りに立ち寄った武蔵陵墓地で見かけたスミレ

   スミレ(多摩森林科学園)
多摩森林科学園の入り口で迎えてくれたスミレ

   エイザンスミレ
   エイザンスミレ

   タカオスミレ
   タカオスミレ

   マルバスミレ
   マルバスミレ

   ナガバノスミレサイシン
   ナガバノスミレサイシン

   ニョイスミレ
   ニョイスミレ

   オトメスミレ
上手く撮れていないが、久しぶりに見たオトメスミレなので載せてみました。

   タチツボスミレ(多摩森林科学園2)
   タチツボスミレの群生

   タチツボスミレ(多摩森林科学園1)
   タチツボスミレ

   アマナ
   アマナ

   イカリソウ
   イカリソウ

   ジロボウエンゴサク
   ジロボウエンゴサク

   センボンヤリ
   センボンヤリ

   フデリンドウ
   フデリンドウ

   カンアオイ
カンアオイの仲間のようですが名前は不明です。

   ヤブレガサ
   ヤブレガサ

桜も見てきましたが詳細は今度別の機会に


   枝垂桜(エドヒガン)
   枝垂桜(エドヒガン)

   桜の風景
   桜の風景
プロフィール

豆太郎

Author:豆太郎
性別:男性
都道府県:東京
自己紹介:
 多摩丘陵をきままに散策しています。すみれに魅せられて自分でも栽培しています。

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