ベランダのすみれ2016 その2

神代植物園でのすみれ展も終わり一息ついたところです。すみれ展は天気にも恵まれ盛況でした。我が家のベランダではすみれ展には間に合わなかったすみれ達も次々と咲き始めています。

    タカオスミレ’てんぐ’ ’
    タカオスミレ’てんぐ’
    タカオスミレはヒカゲスミレの春葉の表面が茶褐色を帯びるもの。花後は不鮮明となる。’てんぐ’は葉柄や花梗が特に赤身を帯びたもの。これはすみれ展に出品したものを撮影した。

    ベニバナナンザンスミレ
    ベニバナナンザンスミレ 芳香
    ナンザンスミレはヒゴスミレの母種で中国大陸から朝鮮半島にかけて見られ、日本では対馬だけに分布する。ベニバナナンザンスミレは古くからこの名前で栽培されているが、出所は定かではない。

    ヒゴスミレ
    ヒゴスミレ 芳香
    市販型の丸弁のヒゴスミレ。エイザンスミレが夏葉や実生第一葉が3つに分かれるのに対して、ヒゴスミレは5つに分かれる。

    エイザンスミレ
    エイザンスミレ 芳香
    切れ込んだ葉の幅がヒゴスミレより広い。比叡山にちなんだ名前。

    ヒトツバエゾスミレ
    ヒトツバエゾスミレ 芳香
    エイザンスミレの一系で葉が単葉で、左右対称ではない切れ込みをする。ナルカミスミレはヒトツバエゾスミレの純白花で、発見地の群馬県鳴神山にちなんで命名。

ナンザンスミレグループのヒカゲスミレ、ナンザンスミレ(ヒゴスミレ)、エイザンスミレは近縁のため交雑によりタネを作ることがある。

    ヒラツカスミレ
    ヒラツカスミレ(エイザンスミレ×ヒゴスミレ)
    名称の由来は、望月昇氏が神奈川県平塚市で交配作出されたことによる。これは以前ホームセンターで購入したものの種を取って播種したものだが、親に比べて花色が濃くなってずいぶん美しくなったような気がする。固定していないようで、今度取った種から同じものができる保証はない。

    シロバナヒラツカスミレ
    シロバナヒラツカスミレ
    ヒラツカスミレ’くれない’の純白品種。ヒラツカスミレ’くれない’はベニバナナンザンスミレとエイザンスミレ(大輪)の交雑から選別された品種。

ちなみにスワスミレ(ヒカゲスミレ×エイザンスミレ)、スワキクバスミレ(ヒカゲスミレ×ヒゴスミレ)は稔性が50%以下で、花や葉の形質も様々に分離する。

参考にした本
 田淵誠也 すみれを楽しむ  2005 栃の葉書房
 田淵誠也 すみれ図鑑   1996 栃の葉書房
 鈴木進  原色すみれ   1980 家の光協会

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豆太郎

Author:豆太郎
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 多摩丘陵をきままに散策しています。すみれに魅せられて自分でも栽培しています。

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