タマノカンアオイ

ウマノスズクサ科カンアオイ属タイリンアオイ節。カンアイオイ属には数十の種類があるが、分布速度が極端に遅いため植生する地域により判別できる。タマノカンアオイは主に多摩丘陵、狭山丘陵など埼玉県、東京都、神奈川県に見られ、多摩丘陵で発見されたことでこの名前が付けられた。環境庁の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているが多摩丘陵を散策すると普通に見ることができる。しかし植生範囲が限られているため絶対数には限りがある。

タマノカンアオイ1

タマノカンアオイ2
春の蝶ギフチョウの食草はカンアオイ類やウスバサイシン(ウマノスズクサ科ウスバサイシン属)などのため多摩丘陵でも見られるのではないかと期待したのだが、パルテノン多摩歴史ミュージアムの「企画展蝶たち東京にくる」の資料によると『かつては高尾山や多摩丘陵にいたが、生息地の開発などにより1970年代に絶滅。』したということだ。もっともギフチョウの食草はカンアオイ類でもミヤマアオイ、ヒメアオイなどでタマノカンアオイは入っていないようだ。

011タマノカンアオイの花
タマノカンアオイの花
実はタマノカンアイオイの花は図鑑では見たことがあるが実物を見るのは初めて。近所の林床地に時々出かけては様子をうかがっていたがやっと開花した。花は落葉に埋もれて見えないので落葉を取り除いて撮影した。
プロフィール

豆太郎

Author:豆太郎
性別:男性
都道府県:東京
自己紹介:
 多摩丘陵をきままに散策しています。すみれに魅せられて自分でも栽培しています。

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