シロスミレ

遅咲きのシロスミレが咲きました。2月に苗を購入して育てたものです。シロスミレといえば自然交配種のキリガミネスミレ(スミレ×シロスミレ)の片親で自生地は日光の戦場ヶ原や信州の霧ケ峰などで見られます。染色体数はスミレが2n=48に対してシロスミレは2n=24です。

前川文夫博士(1908-1984)は『植物の形と進化』の中でアリアケスミレ及び南九州から琉球列島に分布しているリュウキュウシロスミレ(共に染色体数2n=72)について、「この種類はシロバナ(注:シロスミレ)の染色体12の花粉(または卵細胞)と紫のスミレの24の卵細胞(または反対の場合なら花粉)とが交雑して36本の染色体の株ができ、多年生の草本としてはえているうちに、なんらかの原因でその2倍の72本という株を生じる。これには盛んに花が咲き、実が稔るので、急激に拡がってしまったと考えられる。」と述べています。

そう思って見るとキリガミネスミレとアリアケスミレの花が似ているように思えますし、リュウキュウシロスミレにシロスミレの面影が見られるように思われてきます。

シロスミレ
シロスミレ [ミヤマスミレ類]

スミレ  
スミレ[ミヤマスミレ類]

キリガミネスミレ
キリガミネスミレ 交配種(スミレ×シロスミレ)

アリアケスミレ
アリアケスミレ[ミヤマスミレ類]

リュウキュウシロスミレ
リュウキュウシロスミレ[ミヤマスミレ類]
プロフィール

豆太郎

Author:豆太郎
性別:男性
都道府県:東京
自己紹介:
 多摩丘陵をきままに散策しています。すみれに魅せられて自分でも栽培しています。

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